6gramとは?
6gramは、ゲーム「モンスターストライク(通称:モンスト)」で有名な「ミクシィ」が運営する招待制のプリペイドカードアプリです。
プリペイドカードアプリといえば、kyashが有名ですが、6gramもほぼほぼ同じようなものです。
kyashと同じく、アプリをダウンロードするだけで、カード決済のできる「バーチャルカード」をかんたんに手に入れられます。
リアルカードは通常イメージするクレジットカードと考えるとよさそうだべな。
くまくん
バーチャルカードは、リアルなカードではないので、基本的な使い道はインターネット決済に限られることが特徴です。
またバーチャルカードは「プリペイドタイプ(チャージ)」と「クレジットタイプ(後払い)」に分かれますが、6gramのバーチャルカードは「プリペイドタイプ」となります。
物理的なリアルカードも発行開始!
2021年6月8日より「6gramリアルカード」も発行されました。
これは、アプリ上から申し込みができるVisaブランドのリアルカードとなります。
Visaのタッチ決済機能も搭載しているので、タッチ決済対応店舗であれば、カードリーダーにかざすだけで決済ができます(楽なんですこれが)。
カードの基本情報
基本的な情報をまとめました。
バーチャルカード | リアルカード | |
---|---|---|
ブランド | VISA・JCB | VISAのみ |
発行手数料 | 0円 | 800円 |
還元率 | 0円 | |
年会費 | 0円 | |
有効期限 | 3年 | |
有効期限 | 3年 | |
利用枠 | 10万〜50万円 |
6gramのメリット
さて、6gramのメリットですが、主に下記の4つとなります。
プリペイドカードが最大で30枚発行できる
6gramはバーチャルカードをいくつも持てるというのが最大の特徴です。
新規発行する度に番号の違うカードが発行でき、カードに好きな名前をつけることができます。
たとえば「日用品用」、「服の買い物用」など用途に分けてカードを作れます。
複数人で共有できる
また、このバーチャルカードは複数人で共有することも可能。
アプリ内でグループが作れるので、その中で残高をシェアすることができます。共有のお財布のようなものですね。
しかも利用履歴や、お金を誰から受け取ったかまでわかるので、現金のやりとりをしていた人にとっては利便性がかなり高まります。
ApplePayやGooglePayを介して非接触決済ができるようになる
6gramはApplePayとGooglePayに対応していて、QUICPayを使って決済ができるようになっています。
つまりは、「ID」や「QUICPay」に対応していないクレジットカードだとしても、一度6gramにチャージすることで非接触決済ができるようになるということです。
発行手数料や年会費が無料
6gramでのバーチャルカード発行手数料や年会費は無料となっています。
一方、リアルカードは年会費は無料となっていますが、発行手数料には800円がかかります。
Visa LINEPayカードも還元対象になる
6gramはVisa LINEPayカード(2%還元)も還元対象になります。
たとえばau PAYプリペイドでは、Visa LINEPayカードの還元対象ではありません。つまりは、au PAYプリペイドにVisa LINEPayカードでチャージしても何の得もないということです。
一方6gramは還元対象となっているので、Visa LINEPayカードでチャージをすれば2%の還元がつくことになります。
ちなみにSuicaは、Visa LINEPayカードからの直接チャージは還元対象ではありませんが、上記の方法を利用して、Visa LINEPayカード→6gram→suicaという順序でお金をまわしていくことで、実質2%の還元となります。
6gramのデメリット
6gramのデメリットは、主に下記の2つです。
招待制である
6gramは招待制のサービスとなっていて、既に利用している人からの招待がなければ利用ができません。
Twitterなどで招待リンクを紹介する人はいるので、利用できなくはありませんが、一手間増えるのは面倒ですよね…。
還元率が0%
6gram自体の還元率は0%となっています。つまりは単純に使うだけでは何の得にもなりません。
メリットで紹介したように、クレジットカードからのチャージによる還元がなければ、6gram単体の魅力はとくにありません。
まとめ
6gramはバーチャルカードをかんたんに発行でき、それを複数人でも共有できる便利なカードということがわかりました。
また、還元率の高いカードと紐付けることでお得に利用できる場合があります。ただし、発行も含めて、導入までのハードルは少し高めです。
もふぺん
もふぺんはあまり使わなそうです。
この記事ではLINE PAYカードでの還元について書きましたが、エポスゴールドカードを駆使すれば、さらに高還元を目指すこともできるそうです。
しかし、元手が必要ということや、設定の労力を考えるともふぺんはそんなに魅力を感じませんでした。
もし気になる人は「エポスゴールドカード 6gram 還元」などでググってみてください。
友人・家族間での共有財布に困っている人は、一度試してみてもいいのかなと思うサービスでした!
もふぺん
ちなみにバーチャルカードとは「アプリ内で展開するカード」のことで、反対語としては「リアルカード」があります。