ポイント運用ができるサービス一覧！ポイント投資との違いを徹底解説！

ポイント運用とは

ポイント運用とは、楽天ポイントやdポイントなど、生活の中で貯まるポイントを使って擬似的に投資運用ができるサービスです。

自分で運用するコースや商品を選び、ポイントのみで投資をおこない、株価や投資信託の評価額に従ってポイントが増えたり減ったりします。

似たような言葉でポイント投資があります。こちらは実際に証券口座を開いた上で自分名義で実際に金融商品を買っていくのですが「その買い付けにポイントも使えるよ」といった内容です。

一方のポイント運用は、対象サービスの中でポイントを運用するものなので、証券口座もいらず、現金も使わないといった点でポイント投資と違いがあります。

ポイント運用ができるサービス一覧

ポイント運用ができるサービス・ポイントには下記のようなものがあります。

このように、主なポイントはそれぞれポイント運用サービスを展開していて、気軽に運用を始められます。

ちなみに大手ポイントサービスである「Tポイント」は、SBI証券やSBIネオモバイル証券と紐付けて利用できる「ポイント投資」が可能です。独自のポイント運用サービスはありません。

ポイント運用のメリット

ポイント運用のメリットは下記のようなものがあります。

①運用までの道のりがかんたん

ポイント投資の場合は、証券口座を用意して、口座に入金し、さらに金融商品を選ばないと運用には至りません。

一方ポイント運用は、ポイントをサービス内で運用設定するだけなので、運用までの道のりが圧倒的に短くお手軽です。

②少ないポイントから運用できる

株式投資は、基本1単元100株で運用します。株価が1,000円だと10万円が必要になってきます。

単元未満株と呼ばれるものは1株〜でも取引ができますが、それでも数千円〜が相場です。

その点ポイント運用は、多くのサービスが100ポイント〜投資体験ができ、少ないポイントから運用の体験ができます。

③運用はコースを選ぶだけ

通常の投資では、株式や投資信託を選ぶわけですが、その選べる銘柄・商品数は数千にのぼります。

初心者がはじめたところで、いきなり大海原に航海に出るようなものです。ポイント運用ではあらかじめ運用コースがいくつか設定されているので、自分に一番適しているものを選ぶだけ。

商品を選びやすい、という点がポイント運用のメリットです。

④手数料がいらない

株式の購入や投資信託の買い付けには、通常は「購入手数料」がかかります。購入する銘柄の価格によりますが、数十円〜数千円ほどかかる場合もあります。

一方、ポイント運用はほとんどの場合で手数料がかからないので、元手を減らさず気軽に投資体験ができます。

⑤ポイントがマイナスにはならない

信用取引やFXなどは、元手を担保にして何倍もの金額で投資をすることができます（レバレッジといいます）。

一見メリットが大きいと思いがちですが、マイナスに振れれば元手よりも負けてしまうこともあります。

「投資で失敗して破産」…などといったエピソードは、ほとんどこのような無茶なレバレッジをかけて投資し、株価や評価額が一気に暴落して取り返しがつかなくなったパターンがほとんどでしょう。

一方ポイント投資は現物といって、ポイント分でしか投資ができません。最悪投資先の価値が0円になったとしてもこちらのポイントも0円になるだけでマイナスになることはありません。

投資を体験するにはポイント運用はいいサービス

多くて数万ポイントほどで運用するポイント運用。正直、この運用で数万ポイントを稼ぐのは株価がよほど上がらないとむずかしいです。

しかし、数百〜数千ポイントの利益を得ることは十分できますので、投資未体験の人にとっては本番前の肩慣らしに丁度いいサービスといえるでしょう。

また「ポイントさえあればかんたんに投資できる」というお手軽さもポイント運用の大きな魅力！使っていないポイントがあるなら、ぜひポイント運用を検討してみましょう♪